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50代からの【骨折予防】

 

 

こんにちは

 

 

sarumeの美幸です

 

 

 

 

 

先日、お客様と話している話題に

 

 

 

 

会社の労災で多いのは【転倒】であったり、

 

【50代以降で骨折が多い】というお話がありまして

 

 

 

 

働く年齢がどんどん伸び伸びになっていく中

 

大切な問題意識ですよね

 

 

 

 

 

 

筋力や骨の脆弱性だけではない

 

転倒にも色々な要素があるのですが

 

 

 

例えば、認知力・注意力

 

なので、頭がポーッとしちゃうほどの

 

しんどい労働時間や、夜勤交代制であったり、ストレスがかかる職場でないことを前提にw

 

 

 

 

 

やはり、筋肉を動かしているか否かは大事な問題なのです

 

 

 

 

世間では、骨ってカルシウムを取ると強くなるって思われているのですが

 

 

じゃあ、寝たきりのおじいちゃんにカルシウムを投与し続けたら

 

骨は強くなるのですか?という極論をイメージしてもらいたいのです

 

 

 

 

人は歩けなくなると一気にダメになる

 

そんな言葉を聞いたことありませんか?

 

 

 

病院に勤める医療職や身内の介護などを経験したことのある方はご存知だと思います

 

 

 

 

本当に歩けなくなると

 

途端に

 

・認知機能(あたま)

 

・運動器の機能(筋・骨格)

 

・内臓機能

 

をはじめとし、

 

多方面で人間の機能は一気に減退していきます

 

 

 

 

特に、人は

 

脳や筋肉がダメになっても死には直結しませんが

 

内臓が動かなくなったら間違いなく亡くなります

 

 

 

 

 

歩くことは生きることでもあったりするのです

 

 

 

 

やっぱり運動って大事ですね

 

 

 

 

 

 

で、話を戻しますが

 

じゃあ骨を強くするにはカルシウムじゃなくてなんなの?っていうと

 

骨へのストレスです

 

つまり運動なのです

 

 

 

 

 

骨には筋肉がくっついていますね

 

(それだけでなく筋膜や骨膜の連絡もありますがその話は難しくなるので置いておきます)

 

なので、筋肉が収縮すると骨にストレスが加わります

 

 

 

 

 

また、大人になってから

 

フェンスとか高いところから飛んだことはありますか?

(私はありますwイケる!はずもなく、痛かったですw)

 

 

 

そうすると脚にビーンと衝撃が走りますね

 

子供の時には骨がしなるので無いのですが大人は衝撃がもろに伝わるので

 

子供の時の思い出を元にとんでみるのはやめておきましょう

 

(普段からバレーボールなどそういったスポーツをされている方は体が筋肉が学習して衝撃の逃し方を知っています)

 

 

 

高いところから飛べば足ビーンとなりますが

 

普段私たちが歩いたり、運動している時にも

 

骨には床反力などの刺激が加わっているのです

 

 

 

 

 

なので、

 

筋肉を収縮させる

 

とか

 

歩いたり運動して骨に刺激が入る

 

という刺激をしっかり繰り返すことで

 

 

 

 

あら!この人、アクティブだからちゃんと骨を厚めに作っとかなきゃ!

 

というわけで

 

骨は強くなるのです

 

 

 

 

 

そして、運動をしておく利点は

 

身体の運動神経にもあります

 

 

 

筋肉は使っていると毛細血管をしっかり伸ばし

 

血液供給をしっかり維持しようとします

(逆に運動しないなら退化します)

 

 

 

そうやって血液供給がなされ、神経が生き生きしているからこそ

 

転びそうな時に次の足や

 

転倒しそうな身体を支えるための戦略へと身体を一瞬で導いてくれるのです

 

 

 

 

 

なので、

 

普段からスポーツしていないのにいきなり

 

子供の運動会で走る

 

とか

 

誘われてスポーツの大会に出る

 

 

 

そんな骨の準備ができていない時に

 

骨折に至るような事件は起きやすいのです

 

 

 

 

 

 

そして、

 

足だけでなく

 

手(上肢)も大事

 

 

 

実は、歩行や体幹など遠い場所の運動をすることで、

 

上肢にもその運動刺激が伝わることは伝わります

 

 

 

しかし、最近は上肢はとても暇しております

 

スマホで指先だけ忙しいですねw

 

 

 

昨今、流石に畑仕事をする人は減りましたが

 

日々の暮らしの中で上肢を楽させすぎない工夫

 

もしくは何かしらの運動習慣はあった方が良いのではと思います

 

 

 

 

そこで、オススメは

 

ラジオ体操などの上肢を大きく動かすものも良いのですが

 

実は壁や床に手をついて行う運動がオススメです

 

手が何かに触れた状態で運動したいのです(クローズでのエクササイズです)

 

 

 

なので、クワを持って畑にぶち当たらせるあの畑仕事は

 

とっても良いのです

 

 

 

 

床で腕立て伏せはなかなかハードル高いですが

 

壁で腕立て伏せとかだいぶ難易度は落ちるので誰でもできますし

 

ヨガとかでもなんでもいいです

 

 

 

あえて、手をよく使う仕事を選択するのも良いですね

(パソコンとか編み物じゃなく、それなりに重いものを扱う方です)

 

 

 

 

ちなみに

 

カルシウムの過剰摂取は

 

骨を強くするどころか

 

骨を硬くしすぎて骨折のリスクが上がる

 

という研究もあります

 

 

 

 

骨は衝撃に対して、【しなる】から良いのです

 

とにかく固ければ良いわけではありません

 

目指すは【硬い骨】ではなく【しなやかな強い骨】なのです

(骨梁の話もしたいですが、長くなるのでやめておきます)

 

 

 

 

 

と、いうわけで

 

 

骨のケア

 

つい、何か飲んで済まそうとしてませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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