こんにちは
sarumeの清水美幸です
今日は
【肝臓】と【イライラ】についてお話ししたいと思います
・子供や旦那にすぐイライラしがちです
・よくよく考えれば、どうでもいいことなのに、つい気になってイライラしちゃいます
・私、沸点低いんですよね
・生理前になるとイライラしがちです
そんなお悩みをもつ方って多いんです
そんな時に要チェックなのが
【肝臓】です
肝臓は人体の化学工場です
たくさんの酵素を作っていろんな物質を分解したり
運ばれてきた栄養素を体内で使いやすい形に化学変化させてくれています
イライラしやすい時って
この肝臓での仕事が過労状態になって
もう、働けません・・・という
工場の営業停止前まで追い込んでいる時が多いのです
人間は
・運動したり
・仕事に精を出したり
・頑張らなきゃいけないことを頑張る時
そんな【いつも以上】をする時には
交感神経がいつも以上に賦活して
アドレナリンやノルアドレナリンが副腎より分泌されます
アドレナリンはなんとなく聞いたことある人が多いかと思います
このアドレナリン
頑張るぞー!って気力を出させてくれます
【人生のやる気】を出させてくれる
逆に言えば、やる気を出すことで
ちょっとやだな…とか
疲れてるのにな…とか
そんな
疲労感や倦怠感を打ち消してくれる
ドーピング状態ですね。笑
しかし、人間はストレスで死んでしまう生き物なので
副腎が出してくれるアドレナリン類や抗ストレスホルモンという
ストレスに対する緩和剤は偉大なのです
しかし、出し過ぎれば副腎も疲労し出せなくなる
だから一定のレベルを超えて頑張りすぎると
ドーピングできなくなるので
その疲れを疲れのまま感じる
一気に【落ちる】という状態が来るのです
さて、肝臓の話に戻ります
実はこのアドレナリンは
肝臓にも働きかけます
肝臓に働きかけることで
・グリコーゲン分解
・糖新生
・脂肪分解とケトン体産生
などを促進します
つまり、
よっしゃー、体は戦うモードだから
エネルギー必要になるから
じゃんじゃん作るぞーーーー
モードです
もう想像がつきますね
私たちがやる気モードになる時
エネルギーが必要です
そのエネルギーを作るために
肝臓がフル稼働してくれるのです
じゃあ、私たちが頑張りすぎてダウンしてる時
肝臓は?というと
もちろんダウンしています
むしろ私たちが疲労を感じるより先にダウンしています
もう、働けないです・・・モードです
そして、アドレナリンなどの血中に大量にまかれたホルモンも
肝臓で代謝して排泄します
だから
交感神経の過剰は
めちゃくちゃ肝臓の仕事が増えるんです
そんな肝臓がもう無理・・・
ってなると、できない仕事はとりあえず後回しにするために
血中にアドレナリンを放置します
なので体はアドレナリンに反応し続けます
イケイケモードです
はい、つながりましたね
常に体が興奮状態なので
沸点低くなるんです
ちょっとの感情的な刺激で
イライラしやすくなるんです
なので、なんか沸点低いな…
って時には、他の肝臓へのストレスを与える行動をやめれば良いのです
ストレスに、甘いものに、カフェインに、ドカ食いに、サプリメントに、
ジムで運動ガンガンして、デスクワークで交感神経高ぶらせて…
なんてしていたら
肝臓にとって何重苦がかかっているのでしょうか。笑
女性にとっては
生理のリズムの中で女性ホルモンが増えてその代謝が必要な時には
自分の知らないところで肝臓への負担がもう1つ増えているのです
だから生理のリズムで沸点の変動が起こります
あれ?って感じたら
せめて、できるものから
甘いものとカフェインは減らしてあげようとか
ちょっとでも肝臓の仕事を減らしてあげる
そんなちょっとした肝臓への気遣いから始めてみましょう
心が楽になると
体が楽になり
体が楽になると
心が楽になります
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